授業深化講座〈小学校:算数〉

 1月21日(火)に、小名浜第三小学校を会場として「授業深化講座〈小学校:算数〉」を行いました。

 筑波大学附属小学校の青山尚司先生を講師としてお招きしました。5年生を対象に「割合」の授業を行っていただきました。日常生活から問題を見いだすこと、子どもの声をよく聞くこと、子ども同士のつながりを大切にすること、子どもの言葉に問い返し、数学的な見方・考え方を価値付けていくことなど、授業の中で大切にしたいことをたくさん拝見することができました。

 後半には「『主体的・対話的で深い学び』の視点からの授業改善」と題して、算数教育で大切にしたいことについて話していただきました。子どもが見方・考え方を働かせるために?協働的な学びの価値と教師の役割は?など、子どもたちに身に付けさせたい力を明らかにしながら、教師の関わり方について丁寧に説明をしていただきました。

 研修者からは「青山先生の授業を参観した後に講話で考えを聞くことで一つ一つの声掛けや働きかけの意図が改めて理解できました。とても有意義な研修をありがとうございました」「大変勉強になる研修でした。今後の教材研究や学級経営に役立てていきます」といった感想が寄せられ、充実した研修であったことがうかがえます。