2021年8月の記事一覧

学校教育相談講座

8月17日(火)、学校教育相談講座を実施いたしました。

午前中は佐藤指導主事より「学校教育相談の進め方と生かし方」について講義を行いました。

教育相談の基本についての演習の場面。

傾聴、受容、共感の場面を体感しました。その後、事例検討なども行い、子どもの様子を想像しながらその対応について協議しました。

午後は、日本教育カウンセラー協会理事の藤川章先生に「今日的課題に向き合った児童生徒理解」と題して、ご講義いただきました。不登校・いじめの現状、そしてそのアセスメントの方法、未然防止につながる集団を育てるグループエンカウンター演習など多くのことを学び、気づかされる研修の機会となりました。カウンセリングマインドを土台とした子どもたちへの関わりをこれからも大切に、夏休み後の生徒指導、教育相談に生かしてほしいと思います。

 

授業力向上講座ⅠⅡ(小学校算数)

 8月5日(木)に授業力向上講座ⅠⅡ(小学校算数)を行いました。本センター初のオンラインによる研修です。

 午前は、「教科の本質に迫る授業の設計」と題して、センター指導主事吉川功一による講義を行いました。授業づくりで大切にしたい考えを共有することができました。

 午後は、「算数科の特性を生かした授業の展開」と題して、明星大学細水保宏先生を講師として、子どもたちの心に火をつける算数の授業について学びました。子どもたちがわくわくドキドキする授業について、細水先生の豊かな経験をもとにご講義いただきました。

 まん延防止等重点措置に伴い、研修者、講師の先生方には大変ご負担をおかけいたしました。感染症対策についてご理解、ご協力をいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

授業改善講座

 8月2日(月)授業改善講座を行いました。

教育のための科学研究所上席研究員 目黒朋子先生から、「読解力(リーディングスキル)を育むための授業づくり」についてご講義をいただきました。

 研修に参加された先生方からは「自分の読解力を上げなくてはならない」「読解力を身につけるための具体的な方法を知ることができた」などの声があがりました。

授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(小学校社会)

 8月3日(火)に「授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ小学校社会」の研修をElemで行いました。暑いなか、ご参加いただきありがとうございました。

 午前の講座Ⅰ(基礎)では、社会科の授業づくり、社会科の学習評価、社会科におけるICTの活用などをテーマに講義・演習を行いました。学習指導要領や「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(国立教育政策研究所)をもとに、授業づくりの基礎や評価の仕方について学びを深めました。

 午後の講座Ⅱ(実践)では、様々な事例をもとに単元を見通した社会科の授業づくりについて、より実践的に学ぶ研修となりました。協議では、「授業づくりワークシート」や「単元づくりワークシート」を用いて、実際に授業や単元計画について考えました。参加者からは「授業づくりワークシートは、教材研修をするうえでとても分かりやすく、2学期の授業で活用できると思った」などの感想が寄せられました。  

 Ⅰ・Ⅱのどちらの講座も、参加者の先生方が社会科の授業づくりについて真剣に考え、話し合っている姿が見られました。

特別支援学級等新任担当研修②

 8月2日(月)体験型経済教育施設(Elem)にて、特別支援学級等新任担当研修②を行いました。
 午前中は、「一学期を振り返って」と題して、子どもの実態把握、スクリーニングと検査、合理的配慮、個別の計画、保護者との連携などの内容についての講義を行いました。
 午後の研修では、鈴木華奈先生(平五小教諭)、橋本みさ先生(植田東中教諭)、小野知子先生(平二中教諭)の実践発表を行いました。
 研修者からは「指導計画や支援計画を見直していきたい」「児童生徒の実態把握の大切さを再認識できた」「小学校から、児童生徒の進路について保護者と共通理解していくことが大切である」「実践発表をしていただいた先生方の取組が参考となりました」などの感想がありました。