2021年8月の記事一覧

授業力向上講座Ⅱ(小学校外国語)

 8月3日(火)に、本センターで「授業力向上講座Ⅱ(小学校外国語)」を開催しました。

 講師として、いわき市立藤原小学校教頭 鈴木真由美先生をお迎えし、「教科の特性を生かした授業の展開」という内容で、講義をしていただきました。

 講座の最初に、ALTとのティームティーチングについて、本センター所属ALTのジェシカ先生と、授業での実際のやり取りを実践してくださいました。児童とのあいさつや、Simon saysの活動を、研修者が児童役となり行いました。また、Matching Gameや発音トレーニングでは、研修者が実際に体験することで活動をより深く理解したり、実際の授業動画により具体的な活動の進め方を紹介いただいたりと、これからの授業において参考になる内容が盛りだくさんでした。

 研修者からは、「今すぐ取り入れたい活動をたくさん知ることができた。他の先生方とも話すことができてとても楽しかった」「動画で授業の流れを見ることができてとても参考になった」「ALTとの授業やコミュニケーションのとり方が具体的で分かりやすかった」「単元のゴールを子どもたちに最初に示すということが納得だった」といった感想がありました。

 真由美先生の授業で活動している子どもたちは、生き生きと自信をもって楽しく英語を使っていました。これは、まさに小学校での外国語教育で目指したい姿です。この研修での実践を、それぞれの先生方の授業、そして各学校での外国語教育に生かしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

授業力向上講座Ⅱ(小中:音楽)

 7月30日(金)に、「授業力向上講座Ⅱ(小中:音楽)」の研修をElemで行いました。講師として大野中学校の遠藤愛教頭先生をお招きして、鑑賞の指導の仕方についてご講義いただきました。ICT機器を使って実際に曲を流したり、映像を映したりして、先生方にも鑑賞していただきながら、鑑賞活動で大事なことを学びました。参加した先生方の感想には、「対話で鑑賞を進める授業を実際に体験し、人と話すことで、自分と違う意見を聞いて、楽曲に対して新しい考えを持つことができた」「2学期からは今まで以上に対話のある授業を意識して取り入れていきたい」「新たな情報を得たり、自分の記憶を確かにし、より深い学びへとつなげたりすることのできる対話型鑑賞のよさを、しっかり実感することができた」など、対話のある鑑賞の大切さについて、深く学ぶことができたようです。研修の最後には、遠藤先生の音楽への深い思いをお話くださり、改めて音楽の素晴らしさを研修者全体で感じることができた研修となりました。