お知らせ

 国内において、新型コロナウイルスに感染した事例が連日報道されています。文部科学省、県教委、市教委から対応と予防、感染拡大防止についての文書が発出されています。本校でも、インフルエンザと同様に「手洗い」「うがい」「換気」を始め、感染症の予防に努めています。児童の健康管理も大切です。ご家庭でも感染防止にご協力をよろしくお願いします。新型コロナウイルス関係の参考リンクは次のとおりです。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

文部科学省 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html

福島県   https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045c/kansenkangokango68.html

 

 新型コロナウィルスによる肺炎の感染防止のため、2月28日(金)に予定されていた授業参観とPTA常任委員会・交通安全母の会役員会が中止となりました。昨日文部科学省の対応を受け、県教委、市教委から今後のコロナウィルスの感染防止のための通知が発出されました。

 本校でも、今まで以上に感染防止策を講じていきます。卒業式等についても大幅な変更を行う必要が生じてきました。変更があり次第、随時文書及びHP、メール等で関係者の皆様にお伝えしていきます。ご理解のほどをよろしくお願いします。

 

 2月27日の夕方に安倍総理から新型コロナウィルス感染防止のために、全国の自治体に向けて3月2日より小、中、高、特別支援学校を春休みの間の臨時休校の要請のニュースがありました。これを受けて、県、市より通知を受け次第、情報を保護者の皆様には、安全安心メール、本校HPにて随時発信していく予定です。

 

 2月28日の午後7時の記者会見でいわき市内の小中学校の臨時休業措置について会見がありました。新型コロナウィルス感染拡大に伴う小中学校の臨時休業については下記のURLを参照ください。

いわき市教育委員会 http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1582877068753/index.html

 3月4日より新型コロナウィルス感染拡大に伴う臨時休業がはじまりました。昨日子供たちには休業中における家庭学習の参考例を学年毎に配付しました。文科省のHPでも新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業期間における
学習支援コンテンツポータルサイトが開設されました。下記のURLを参照ください。

 

文部科学省「臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(通称「子供の学び応援サイト」)
 https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

 

 文部科学省から「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業中の児童生徒の外出について留意事項」が示されたので、お知らせします。

1  新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解を踏まえ,一斉臨時休業中の児童生徒の外出については,以下の   点に留意して指導すること。なお,臨時休業となっていない学校の児童生徒や休日等の外出についても同様の取扱いとする。
(1)軽い風邪症状(のどの痛みだけ,咳だけ,発熱だけなど)でも外出を控えること。
(2)規模の大小に関わらず,風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かない  こと。
 また,地域によっては,放課後から夜間などにおける見回りとして,自治会や警察機関等と生徒指導上の課題等について共有した上で,保護者・PTAと地域住民によるパトロール,声掛けを実施している例もあることから,臨時休業中において児童生徒が犯罪に巻き込まれないようにするためにも,こうした体制を活用することや,スクールガード・リーダー等の登下校時の見守り活動を行う方々の協力を得ることも有効と考えられること。

下記のURLを参照してください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html  

 

子どもの預かりをボランティアで行う団体がありますので、そのチラシを添付します。

 

 3月12日に福島県教育委員会教育長より「児童生徒の皆さんへ」のメッセージが発表されましたので、お知らせします。

   児童・生徒の皆さんへ -学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-


 学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。
 準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。
 児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。
 このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。
 まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。
 次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。
 そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。
 例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。
 このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。
 この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。
 中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。
 なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。
 最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。
 普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。
 ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。
 少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。
   
   令和2年3月12日
   福島県教育委員会教育長  鈴木 淳一

 

 県HP URL https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/message.html

 

 3月16日(月) 文科省のホームページから文部科学大臣のメッセージが出されたのでお知らせします。

 

   文科大臣卒業メッセージ.pdf

  URL  https://www.mext.go.jp/content/20200313_mxt_kouhou02_01.pdf