センターの研修等

学校組織マネジメント講座

 9月20日、教育課題研修「学校組織マネジメント講座」を実施しました。
講師として ウィネスジャパンコーチング&コンサルティング 大野宏先生をお招きし、「学校課題への対応~コーチングの技法を生かして」の題で講義演習をしていただきました。
「コーチング」とは人が本来持っている能力や可能性を最大限発揮できるように引き出す「対話」です。体系的な理論と具体的な手法について演習を通して学ぶことができました。
     
 研修に参加された先生方は、ペアを組んで「認知(ほめる)技術」「傾聴(話を聞く)」「アドバイス」のスキルについて実践を重ねられました。それぞれの学校でも、同僚への関わり方、児童生徒との関わり方、保護者や地域の方への関わり方など様々な場面で本日の研修を活かすことができると思います。よりよい学校運営のため、力を発揮してくださることを願っています。

NEW ICT活用講座④

9月19日(火)、ICT活用講座④を実施しました。ICT活用の入り口となる「実物投影機」の活用と、ゴールともいえる「タブレットPC」の活用について、実際の使用や模擬授業体験等を通して学んでいただきました。
参加された先生方からは、「活用例を数多く知ることができてよかった」「実際に操作を通して学ぶことができて、活用意欲が湧いた」などの感想が聞かれました。
特に今回は、事務の先生方にも3名ご参加いただき、大変意欲的に研修をしていただきました。「予算執行を促すだけでなく、自分自身が活用方法を知ったことで、具体性のある提案をしていきたい」という感想を事務の先生からいただけたことは、先生方にとって、とても心強いことではないかと思います。

初任者研修「授業研修③」

    2学期の初任者研修が始まりました。
    本日午前は、「道徳の授業の実際」について、窪木指導主事が行いました。
    はじめに「特別の教科 道徳」の実施に向けて、道徳教育の充実が求められる背景や、子どもたちの生きる今・未来についての講義がありました。
    次に、実際の授業の様子を見て「考え、議論する道徳」のイメージをふくらませました。
    その後、窪木指導主事が模擬授業を行いました。多面的・多角的にとらえるとは、自己理解・他者理解・価値理解とは、自分ごととして考えるとはどういうことかを、低学年資料、高学年資料、郷土資料での具体的な模擬授業を通して考えることができました。
   
  
 午後は、
 「放射線等に関する授業の進め方」について、小泉研修調査室長、
 「特別活動の進め方と学級経営の工夫」について、阿部指導主事、
 「総合的な学習の進め方」について、林指導主事が行いました。
 放射線については、文科省や県の指導資料をもとに指導案モデルの検討をしたり、授業で取り組める放射線に関する実験の演習をしました。皆、校内での授業研修を控えているため、細かなところまでメモをとりながら熱心に研修されていました。

    
    

 また、特別活動や総合的な学習の時間についても、その重要性について改めて考え、自分の指導の在り方を見直す研修を行いました。

 各教科と併せて児童生徒の成長を支える学習について、様々な側面から考えた一日でした。

  今後、初任者研修は、小規模校参観研修、他校種参観研修、特別支援参観研修と続きます。たくさんの学校や先生方に大変お世話になります。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 

放射線等に関する教育研修

 8月22日(火)放射線等に関する教育研修が行われました。
 はじめに「放射線等に関する教育の計画」について、学校教育課 大井川 指導主事、総合教育センター 小泉 研修調査室長 より講義していただきました。指導計画を学校全体で組織的・計画的に進めることや、計画の改善について改めて考えることができました。
 続いて、福島県教育庁義務教育課 國井 博 指導主事から「放射線等に関する教育の現状について」ご講義をいただきました。東日本大震災当時の資料や指導資料の活用についてわかりやすくお話をしていただきました。さらに、環境再生プラザの方より、紙芝居などのわかりやすい資料の紹介などを行っていただきました。
 午後には、日本科学技術振興財団 科学技術館 掛布 智久 先生より、演習を交えながら、実際に授業に生かせる内容を学ばせていただきました。
 研修された先生方には、本日学んだことを生かして、各校で工夫しながら実践していただきたいと思います。
 





【霧箱の実験の様子】

新規採用幼稚園教員一般研修②③

7月21日(月)いわき市教育委員会 幼稚園新規採用教員研修一般研修②③が行われました。
はじめに、「障がいのある園児の理解と指導」ということで、総合教育センター 岩﨑 指導主事より、特別に支援を必要とする園児に対する対応策について具体的に話をしていただきました。
次に、学校教育課 阿部 指導主事から、「指導案等について」ということで、ご講義いただきました。見通しを持って、事前に準備をしておく必要性、園児の実態を把握しておくことの大切さなどについてお話をしていただきました。
また、「家庭との連携、保護者会の在り方」についてもわかりやすく説明していただき、研修者も真剣に話に聞き入ったり、グループで積極的に協議を行ったりしていました。
最後に、「園具、教材、教具の活用と教材の作成」について、いわき市教育委員会委嘱指導員の吉田 指導教諭、大平 指導教諭から、園児とともに作成できる教具や、一緒に活動できる運動などを紹介していただきました。
午前・午後をとおして、充実した研修を行うことができました。