センターの研修等

初任者研修〈一般研修①〉

 4月22日(木)今年度最初の初任者研修・新規採用養護教諭研修〈一般研修①〉が行われました。この研修は今年4月に採用された先生方が教員としての基本的な心構え、服務と勤務についての理解を深め、教員としての資質の向上を図る研修です。

 小玉所長からは、「新規採用教員研修にあたって」と題して、ご講話をいただきました。

 鈴木路人管理主事からは「教職員としての服務・勤務」と題してご講義をいただきました。

 いわき市立小名浜第二中学校 村上由紀子 主任主査からは「社会人とマナー」と題してご講義をいただきました。

 いわき市スクールカウンセラーの西脇陽子先生からは「教職員のメンタルヘルス」と題してご講義をいただきました。

 その後、初任者研修の先生方と新規採用養護教諭の先生方に分かれて、「教師としての子どもの見方・とらえ方」や「保健指導の進め方」の講義、「研修の概要」について説明を行いました。

 1日の研修予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、午後のみの研修でしたが、内容の濃い時間となりました。

 新規採用の先生方は、きっと緊張の連続だったと思います。今年一年間の初任者研修・新規養護教諭研修を通して大きく成長してください。総合教育センターのスタッフ一同、先生方を精一杯サポートして参ります。

経験者研修Ⅲ全体研修

4月26日(月)に経験者研修Ⅲ全体研修を開催しました。経験者研修Ⅲは、教職20年を経験した先生方を対象に先生方の専門性を発揮しながら学校をリードする力を育成するための研修です。

はじめに所長から教職経験20年教員としての心構えについて講義がありました。その後、教職経験20年教員としての課題の解決に向けて、教育の動向についての講義、課題を解決するための思考ツールを用いた演習を行いました。

研修者からは「学校をリードする立場であることを自覚し、組織の中核としての役割を担っていきたい。」「貴重な文献や資料をたくさんいただいたので、この機会に熟読し、今後教育(学校)が求められていることを理解して職務に生かしたい。」「経験ある立場であることを改めて意識する機会となり、身が引き締まりました。」などの感想がみられました。中堅教員の学校への参画が求めらる中、真剣に取り組む研修者の姿が大変印象に残りました。中核教員として自分自身のよさ、強みを発揮しながら学校をリードしていく力をさらに高めていくことを期待しております。

経済教育研修

4月14日、「経済教育研修」を実施しました。

キャリア教育との関わりやいわきの経済教育の位置づけについての講義の後、ファイナンス・パークやスチューデント・シティの令和3年度の実施に向けて、ジュニアアチーブメント日本の代表理事である佐川秀雄先生にご講義いただきました。

体験型経済教育施設の教育目的について、具体的な指導事例をもとにお話いただき、受講者からは、「これまでの経験に基づく熱意あふれるお話をお聞きし、実施する際の留意点について具体的に理解することができた」「生徒一人一人の意思決定力の向上に向けてサポートしていきたい」などの感想が寄せられました。

エリムでの体験活動は子供たちにとっても大変貴重なキャリア発達の機会となります。キャリア教育の視点も踏まえながら、事前指導・体験・事後指導を充実させ、有意義な活動となるよう計画的に進めていきましょう。

 

新任等常勤講師研修

 4月8日(木)に、新任等常勤講師研修を行いました。1年目と2年目の講師の先生方を対象に、「教師としての心構え」「教職員としての服務と勤務」「生徒指導」「特別支援」「授業の進め方」、また、養護助教諭の先生方は、「保健室経営」と多岐にわたって学びを深めました。大学を卒業したばかりの1年目の先生にとっては、初めての社会人、初めての学校での仕事ということで、大きな不安を抱えている様子が見られましたが、研修後の感想には「不安が少し和らいだ」「明日から頑張る力がわいてきた」といった内容が書かれていました。

 総合教育センターでは、引き続き、少しでも講師の先生方の不安が解消されるように各種研修を通してサポートしていきたいと思います。ぜひ、学校の方でも温かいご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

部活動指導者研修

 4月8日(木)に部活動指導者研修を行いました。まず「効果的な部活動指導運営について」と題して、学校教育課の上遠野指導主事より講義いただきました。

続いて、発達の段階に応じた部活動指導について、国立スポーツ科学センター先任研究立谷泰久先生より、「スポーツ場面で大事な『こころ』のこと~指導場面で役立つ心理学的アプローチ~」と題してご講話いただきました。

参加者からは、「リラックス法や不安との付き合い方を部活動指導や日々の教育活動に生かしていきたい」「勤務校の先生方にも情報を共有し部活動指導を充実させていきたい」といった感想が寄せられました。