センターの研修等
授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校・数学)
7月28日(水)に授業力向上講座ⅠⅡを行いました。
午前中に行った講座Ⅰでは、「教科の本質に迫る授業の設計」について、泉中学校の木村先生を講師として、教科の指導とともに生徒指導の機能を生かした授業づくりの大切さについてご講義いただきました。
また、午後に行った講座Ⅱでは、市教育委員会の数間指導主事を講師として「教科の特性を生かした授業の展開(実践を通して)」と題し、中学校に新たに位置づけられた「箱ひげ図」の模擬授業を行っていただきました。様々なグラフ等を根拠として、自分の考えを明らかにする楽しさを味わうことができました。
夏の暑さにも負けない、熱い研修になりました。
授業力向上講座Ⅱ(小中:図工・美術)
7月29日(木)に、「授業力向上講座Ⅱ小中 図工・美術」の研修をElemで行いました。講師として植田中学校の草野浩之先生をお招きし、講義・演習を通して、ICTを活用した授業づくりについて学びを深めました。特に、演習では、「KOMAKOMA」というアプリを使用したコマ撮りアニメーション作りを行いました。参加者が持ち寄った小物や粘土で作ったものを使い、熱心に作品制作に取り組む姿が多く見られました。参加した先生方からは、「今日の研修のように協力して取りり組ませることで、楽しく活動できると思った」「ICT機器を使用した授業を今まであまり実践したことがなかったので、授業づくりの見方が変わる研修だった」「絵画でも彫刻(特に粘土)でも、制作しながらアニメーションをつくる楽しさをそのまま授業に使えると思った」などの感想がありました。最後は、作った作品を鑑賞して、それぞれのグループの作品のよさを認め合いながら、温かい雰囲気で研修が終わりました。
授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ(中学校理科)
28日(水)授業力向上講座ⅠⅡ(中学校理科)を開催いたしました。
授業力向上講座Ⅰ(基礎)では、福島大学附属中学校より関本慶太先生をお招きし、単元を貫く課題を設定した授業実践や理科を支えるICTの活用事例について具体的にお話いただきました。
google formやjamboardの利用、QRコードの作成などを多くの活用事例を体験することができました。
OPPシートの活用、単元を貫く課題設定は、これからの単元構想に役立ちそうです。
午後の授業力向上講座Ⅱ(実践)では、福島県教育センターより石井亮一指導主事に新学習指導要領で目指す授業作りのポイントと学習評価の実際についてご講義いただきました。
3つの観点について具体的な事例をもとにお話いただきました。
最後に協議を通して、これから必要なこと、取り組んでいくことについて整理しました。
中学校では新学習指導要領が全面実施となり、参加された先生方には様々な課題や確認したいことがたくさんあったかと思います。主体的・対話的で深い学び、学習評価、ICTの活用・・・今回の研修を通してきっとたくさんのヒントを得ることができたのではないでしょうか。是非2学期に向けて生かしてほしいと思います。
カウンセリング基礎講座
夏休み中の研修が始まりました。
7月26日(月)総合教育センターにて、カウンセリング基礎講座が行われました。
午前中の講義では、久保尊洋先生をお招きし、「カウンセリングマインドを生かした児童・生徒・保護者への対応」についてのご講義をいただきました。不登校の要因や援助の仕方、動機付け面接法について演習を行いながら研修を進めていきました。
午後は佐藤洋輔先生をお招きし、「いじめにおける心理理解と対応」についてのご講義をいただきました。性的マイノリティについての用語や考え方、児童生徒が直面する困難さやその対応について理解を深めることができました。
研修者から「動機付け面接法を現場で実践していきたい」「LGBTQAについて知見を深めることができました」「本日学んだことを学校で伝達していきたい」との感想がありました。
放射線・防災教育研修
7月12日にいわき産業創造館を会場に放射線・防災教育研修を実施いたしました。放射線・防災等に関する指導のあり方について理解を深め、指導に生かすことをねらいとして行っている研修です。
はじめの放射線に関する講義では、「放射線の基礎と福島第一原子力発電所事故」と題し、放射線の基礎知識や原発事故の現状について研修いたしました。続く防災に関する研修では「人を紡ぐ・いのちを紡ぐ-学校を軸とした災害に強い地域づくり-」と題し、人と人とのつながりを土台とした防災体制のあり方について学びました。
2つの講義を終え、研修者からは「教員としてしっかりとした知識をもって放射線に関する教育にあたることが大切だと感じた。東日本大震災のことを福島の子どもたちに伝え続けていきたい」「東日本大震災から10年が過ぎ、当時の学校、家庭、地域がそれぞれ抱えていたものを振り返り、人と人とのつながりの大切さを改めて感じた」「人と関わることの大切さを伝えていくことが将来の生徒の命を守ることにつながっていくことになると感じた」「災害が多い現在、学校と地域とのつながり、協働、イコールパートナーシップ等の重要さを伝え、実践に生かしたい」などたくさんの感想が寄せられました。
学校現場に山積する課題解決のためには、学校だけでなく家庭、地域の関わりを深めながら対応する視点が大切です。多くの災害を経験している福島県だからこそ、人とのつながりを大切にした教育活動を推進していきたいものです。
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